独立するための方法 1 スキルを磨く

スキルを磨く・・・・。当然です。
これができないようでは話になりません。「デザイン」というものに対してどん欲に勉強する姿勢がないとこの商売長続きさせることは不可能です。
ただ一言でスキルといっても、デザイナーにとってのスキルというものは非常に広い範囲を指すもので、単にいいデザインをするとか、うまいイラストを描くとかいうだけではだめです。

では、どんなスキルが必要なのかあげてみましょう。

まず、デザインに関すること。
●MACやアプリケーションの知識が豊富で扱いに精通している。
●純粋に「絵」がうまい。
●感覚的ではなく、色彩学的に色の使い方を心得ている。
●レイアウトにおける基本と応用が利く。
●印刷技術をはじめ、様々な生産工程の知識がある。
●今流行のデザインテイストを理解している。
●原稿を把握する能力がある。
●作業や判断が早い。
●発想のための引き出しををたくさん持っている。
●先端のデザインといわゆるベタなデザインの使い分けができる。
と、言ったところでしょうか。

次に、デザイン以外のこと。
●常識的な金銭感覚がある。
●経営戦略が立てられる。
●営業能力がある。
●自分の健康管理ができる。
●現実的な将来設計ができる。
●分析能力がある。
●人と違う視点でものが見れる。
●常に勉強を怠らない。
●逆境に立ち向かう強い気持ち。

デザイン以外のことについては、何もこの商売に限ったことではなく、商売全般言い得ることですが、デザインに関したスキルは、あげ出すときりがないくらい多岐にわたっています。自分がまわりのデザイナーに比べて上回っていると思えるスキルが多ければ多いほど、成功する確率が高いのは言うまでもありませんが、やっかいなことに、どの項目をとってみても自分のレベルを測る基準など存在しませんので、常に慢心せず、向上する努力をしていかなくてはなりません。

最も危険な発想は、「あの人でも独立できているのだから」とか「独立してから磨いていけばいいや」という考え方です。ただでさえ、世間一般で言う定年の頃まで続けるのが難しい仕事ですから、そんなあんちょこな考え方では、独立後巡ってくるであろう苦境にはとうてい立ち向かえないでしょう。
若い間は体力や勢いで何とかなるものですが、年齢を重ね、家族を持ち、中年になる頃にはだんだんじり貧になるのが落ちです。
そうならないために、やっておかなくてはならないことが山ほどあるのですから、これから独立を目指す人は、肝に銘じてください。




2008-04-27(Sun) 21:22| 独立について| トラックバック 0| コメント 0

3 独立して成功する

この方法は、万人に向いているとは思いません。
最もリスクの多い方法でもあります。
独立したときのメリットは前にも書いたことがありますがもう一度おさらい。

●自分ががんばった分だけ収入が増える。
●様々なものが経費計上できるのでサラリーマンより有利。
●うまくやれば経営者になって楽して儲かる。
●段取りさえ良ければいつでも休みがとれる。と、
大きくはこの4つ。

でもこのメリットは裏返せば
●仕事がなければ収入がない。
●思っている以上に様々な経費がかかる。
●経営者になるとさらにリスクが大きくなる。
●仕事があると土日も祝日もない。
という意味も含んでいます。

結局のところ独立して仕事があるかどうかということにつきるのですが、こればかりは個人差がありますので何ともいえません。ここでいう個人差とはつまりデザイナーとしての実力のことですから、実力がないと仕事もないという全く持って単純な結果が待っています。
さらにいうと、実力というのはいわゆるデザイン力だけでなく、営業力や分析力、経営力、消化能力など様々な力の総合力で決まりますので、いくらすばらしいデザインができるからといって成功するとも限りませんし、またその逆もあり得るのです。

ですから誰でも独立すればよいというものではありませんが、これから独立しようとおもっている人にひとつだけいえることがあります。
「独立する以上はデザインを一生の仕事と決めて最後までがんばり抜く努力を怠らない。」
これにつきます。
そのぐらいの腹づもりがないと結果は望めません。
何となく自分のペースでのんびり仕事ができたらいいな・・・、などと思う人は親の財産でもあてにできる人だけにした方がいいでしょう。

では次回から独立するための方法を考えてみましょう。


2008-03-16(Sun) 16:12| 増収計画| トラックバック 0| コメント 0

2 副収入を得る

これは最も現実的な方法です。ただしこの方法には大きく2つあって、安全な方法とデンジャラスな方法とがあります。
何が安全で何がデンジャラスかというと、ここで対象となっているサラリーマンには会社の就業規則というものがありますので、それに抵触するかしないかということです。
就業規則に違反すると出世はおろか、その会社にいられなくなる危険性もありますのでこれは相当にデンジャラスです。

では、まづ安全策。1つ目は新聞や雑誌の投稿です。特に新聞はねらい目。
だいたいどの新聞でも読者コーナーのようなものが存在しますが、ここに挿絵や写真を投稿するのです。できれば読者が少ない地方紙がいいでしょう。今このブログを読んでいる人はおおかたがデザイナーですから挿絵の一つや二つたやすいものでしょう。それすら自信がないようでは問題です。
報酬はだいたい3千円から5千円。図書券の場合もありますが、付きに何冊か雑誌や書籍を買うデザイナーには現金と同じことです。付きに1回程度採用されれば結構な収入です。今はやりのアフェリエイトよりずっと現実的な方法です。5千円というとだいたい1回の昇給分ですからこれはやらない手はありません。何を隠そうこの私も学生時代やサラリーマン時代に小遣い稼ぎをこれでしました。
2つ目は、もう少しまとまった金額を狙いにいく方法です。
これはズバリ懸賞応募。様々なデザインに関する募集が懸賞雑誌やサイトにあふれていますので、手頃なものから始めればかなりの確立で収入になると思います。ジャッジをするのはだいたいが素人ですので、いいデザインが通るとは限りませんが、逆にその方がチャンスもあるかもしれません。
賞金はそのコンテストによって様々ですが大きなもので100万円、入選程度で1万円などかなり幅が広くなっています。コンスタントに出品すれば年間何十万も夢ではないでしょう。

この2つの方法でがんばれば年間20〜30万の収入を得ることもさほど難しいことではありません。
同時に自分のスキルアップにもなりますので、一石二鳥というやつです。

つぎにデンジャラスな方法。
これはアルバイトしかありません。ただし、就業規則に違反する場合がほとんどですから自己責任で行ってください。
簡単に言えば会社の仕事以外に仕事をうけるということです。
これは簡単そうですが、じつはなかなか大変で、もちろん本職が最優先ですからその合間や休日に打ち合わせや作業をこなさなくてはなりません。ただでさえ残業の多い職種ですから、時間の確保が難しいのはもちろん、たまの休みくらいゆっくり休養したいのが人情ですからそこまでしてお金を稼がなくてもいい・・・・という人がほとんどです。私もそう思います。
ただひとつ、この方法の大きなメリットは独立への足がかりを作れることです。
近い将来独立を考えている人は、ここを避けて通ることはできません。何の手がかりもないまま独立することなど自殺行為ですから、多少のリスクを背負ってでもこの方法をとる人が少なくありませんし、私もそうでした。

ただくれぐれも就業規則違反ですからよく考えて自己責任で行ってください。

以上がデザイナーの副収入の方法ですが、これ以外に全くデザインとは無縁の副業を考える人もいるはずです。ただ、私は思うのですが、デザイナーたるものデザインの仕事よりも他の仕事の方が楽に儲かるなどというのは、デザイナーとしていかがなものでしょうか。
せめてそこのところはデザイナーとしてのプライドというものを見せてほしいものです。



2008-03-09(Sun) 23:24| 増収計画| トラックバック 0| コメント 0

1 出世して給料を上げる。

これは、勤めている会社の考え方や経営状況によって大きく差があります。
ましてやその会社の考え方や経営状況というのは、自分だけの力でどうこうなるものではありませんので、実はこの方法で収入を上げるのは非常に難しいといえます。

私の事務所のお得意先で、デザイナーが出世して役員や取締役になっておられるケースがあるという会社事例はたった2件。支店長クラスを入れても3件程度です。
ほとんどの場合、社長や取締役は数字を扱う営業や経理のポストから選ばれることが多く、イメージやテイストといった得体の知れない世界を追いかけるデザイナーという職種から選ばれることはまれです。それは至極当然で、会社という大きな船の舵取りをイメージやテイストでされては大変なことになるからです。

ですから、会社というものに所属する以上、いくら出世しても役員止まり、もしくは企画部やデザイン室の長がせきのやまでしょう。
そして、もちろん会社のレベルというものがあります。業種間格差、地域格差、同業種間競争など一概にどの業種のデザイナーが恵まれているとはいえませんが、ごく一般的に車や建築、インテリア、IT関連の大企業に所属するデザイナーは恵まれていて、ファッション、印刷、広告など業界は恵まれていないといえます。
もちろんそんな業種でも非常に恵まれた環境にある会社も多々ありますが、商業構造自体がこういった業種間格差を生み出している以上この状況がそう簡単に変化することはないでしょう。

では恵まれた業種のデザイナーになればいいのか・・・・。
それははなはだ疑問です。こういった会社のデザイナーになるには国公立の有名芸大を出なくてはなりません。この国公立の有名芸大にはいるのはなかなか至難の業で、デザイン科となればなおさらです。選んだ世界はデザインであっても、一般人より激しい受験戦争をくぐり抜けなくてはなりません。
私は持論として高校生や中学生の時代に十分遊んだことがないようではいいデザインなどできるわけがないと思っていますので、こんな方法を奨めませんし、「今更そんなとこからやりなおせるか」という方がほとんどでしょう。

ですから自ずと結論が出ますが、「会社にいつづけると決めた以上少しでも出世して、その会社での可能性を最大限に生かす。」
非常に月並みですが、昇給に関してはこれしかありません。



2008-03-02(Sun) 14:59| 増収計画| トラックバック 0| コメント 0

デザイナー増収計画 サラリーマン編1

デザイナーといえども会社に属している以上はサラリーマンですから、普通はだいたい決まった給料をもらいます。年に1度昇給があったり、出世してその部署の長にでもなれば多少増額されますが、だいたいは世間一般並みか、それ以下です。
なぜか世間では、査定というものにおいて数字を優先されますので、昇給や賞与時のデザイナーの評価はあまりいいとはいえません。商品開発などでビッグヒットでも出せば別ですが、いわゆるグラフィックデザイナーなどは基本的に受注生産ですからそういったことも望めません。
ではどうするか。
方法は以下の通り。
●出世して給料を上げてもらう。
●財テクで持ち金を増やす。
●副収入を得る。
●独立して成功する。
この4つしかありません。「財テクで・・・」というのはこのサイトの本意ではありませんから他で勉強していただくとして、残りの3つについて考えていくことにしましょう。



2008-02-17(Sun) 17:56| 増収計画| トラックバック 0| コメント 0

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